今、塾に通っているものの、
このままこの塾でいいのかな?
実は転塾した方がいいのでは?
志望校への実績がちょっと不安
と悶々とお悩みのあなた!
入塾した時は、「ここで!」と思って決めたものの、実際通いだすと今いる環境で望んだ結果は出るのかな?と不安になることもありますよね。
もしかしたら
時間と曜日の都合がよくて今の塾に通い始めたけど、そろそろ本格的に受験のことを考えないと…。
と思っている方もいるかもしれません。
今、転塾を迷っているあなたに、今回はわが家の転塾経験から、転塾はありかなしかのリアルな経験談をお伝えします!
この記事を読んで転塾するかしないか、心を決めてくださいね!(笑)早めが吉ですよ!
転塾はありかなしか
結論から言うと、
転塾は大いにあり
だと思ってます。もちろん、転塾しなかったらどうなってたかと考えることもありますが、間違いなく転塾で後悔をしない受験ができたと思ってます。
中学受験は結果がすべて。転塾をした方がお子さんの【合格】に結びつく可能性が高いと思ったのであれば、思い切って転塾するべきですね。
ただ、未来のことは誰にもわからないもの。もしかして転塾して成績が落ちたら元も子もない!!と踏み切れないこともあります。
転塾を決める際のポイントをまとめてみました。
日能研からサピックス転塾を決めた際のポイント!
- お子さんが転塾に前向きなのか
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通うのはお子さんです。その塾に転塾する覚悟、理解がお子さんにないと、慣れ親しんだ塾を離れて新しい環境に移るのは、ただ辛いだけです。
- 通塾時間、通塾日数、拘束時間など無理がないか
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塾によって、拘束時間、授業日数、家から塾までの距離が変わります。無理な通塾にならないかどうか事前にカリキュラムの確認が必須です。
- 塾代に納得ができているか
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これは私たち親が結構ブチ切れ問題(笑)勉強をサボった時に「こんなに高い塾代払ってんのに!なんなの?!」と喧嘩の火種にならないように、心の中でしっかり覚悟しておいてください。
- 志望校への合格実績が安定しているか
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これは一番大事です。お子さんの志望校への合格実績がしっかり安定しているかは、ノウハウが蓄積されているか、対策講座がしっかりしているかの表れになります。
とにかく、転塾はお子さんにとってもカリキュラムの違い、環境の違いに慣れることは相当負担になります。転塾するなら受験を終えるまでこの塾で走り抜ける!というつもりで決めてくださいね。
そして、何よりいえることが
転塾するなら早めがいい
ということです。よっぽど学力的に心配がない場合を除いてはスムーズな転塾は5年に上がるタイミングがギリギリではないかと。そのあとに転塾しようとすると、カリキュラムの差などで、どんどん厳しくなってきます。
とにかく早めが吉!と肝に銘じておいてください。
転塾が決まったらやっておくこと
今、たいていの塾は入塾テストがありますよね。転塾すると決めたら、転塾先と今の塾のカリキュラムをしっかり比べてみましょう。せっかく転塾を決めても、入塾テストに落ちては話が始まりません。
そして、転塾先で終わっていて、今自分が通っている塾がまだ終わっていない単元をしっかりと埋めておくことをお勧めします。ここが埋まっていないと、入塾テストに太刀打ちできませんから。
テスト問題の形式も塾によってそれぞれ。初めての環境での入塾テストで慣れない問題形式というのは、より緊張します。転塾先のテキストやテスト形式をリサーチして、その日に備えてください。
ちなみに!カリキュラムの進度の差ですが、4年の9月の時点で圧倒的に差があったのは「社会」です。
日能研で60はあった社会の偏差値が、サピ入塾テスト44‼
入塾後初のマンスリーテストでは38でした(汗)
やっぱり転塾は早いに越したことはありませんよ!ここから追いつくのがとっても大変でしたから!
日能研からサピックスへの転塾理由
さて、リアルが好きな私…ここでわが家の体験談をリアルに公開いたします(笑)
わが家は3年の夏に日能研と朝日新聞が共同で主催している「未来をつくる学びテスト」というテストを受けたことを通じて、日能研に9月からお世話になることになりました。
ただ、息子の志望校がある日突然(というか、栄光の文化祭に行ったら突然その場で「ここの学校がいい!」と言い出した!)決まったので、ええ?!と思うと同時に身の振り方(大げさ・笑)を考えることに。
転塾を考えた1番の理由は
志望校への合格実績が、サピックスが1番よかったから
です。
それまで、サピックスはとても厳しいと聞いていて「サピックスに転塾させるよ!」というのが勉強をしない息子への脅し文句だったのですが(サピックス、ごめんなさい)、そんな息子がサピックスの合格実績を知って
「サピックスに行ったほうがいいかも」
と仰天するようなことを言ってきたので、これは!と思って、息子の気が変わらぬうちに転塾の方向で動き始めたのでした。
日能研に不満があったわけでは全くなく、後ろ髪を引かれる思いもありましたが、厳しいところできたえてもらってそれで志望校がダメなら、納得ができる、と思ったのも転塾を決めた大きな要因です。
ここでダメなら仕方ない、と思えることも、大事な一因ですね!
転塾の成功は親の見極めが大事
それぞれの塾の特徴にお子さんが合うのか合わないのか、それを見極めるのが私たち親の役目です。もちろん入ってみないとわからないこともありますが、できる限り情報収集はしてくださいね。
個人的な話になりますが、私には妹がいて妹も甥っ子の塾探しをしていました。サピックスどう?と聞かれたのですが、一人っ子で若干過保護気味な妹(笑)サピックスはやめといたほうが!と全力でストップ!(笑)
なぜなら?
子どもの細かいことが知りたくて心配性な妹には、ちょっぴりドライなサピックスは心配でたまらないだろうな、と思ったからです。きっと、日能研のようにフレンドリーで塾に行けばすぐ先生と生徒の姿が見えるような塾でないと心配しすぎて親のメンタルやられそうです。
こんなふうに親の性格、生活環境、教育方針によっても合う合わないはあります。その辺は注意深く考えてくださいね。
日能研とサピックスの違い
実際通っていた私が感じた日能研とサピックスの違いです。
日能研
・和気あいあい。
・先生やお友達との距離が近い。
・先生をあだ名で。親しく何でも話せる。
・先生方の席がオープンスペース。
・子供の迎えの際など様子をすぐに聞ける
・通塾日数や拘束時間が他塾と比べて多い
・テキスト代、模試代は別途
サピックス
・通塾日数が少なめ(6年後期で週4)
・テスト(マンスリーなど)は授業時間内
・テキスト&テスト代は月謝に含まれている
・授業間の休憩はなく、その分拘束時間が短い
・お弁当は6年のGSとSSの時だけ
転塾は是か非か
今回は
このままこの塾でいいのかな?
実は転塾した方がいいのでは?
志望校への実績がちょっと不安
と悩むあなたに。
転塾する際にチェックするポイント、気を付けること、わが家の体験談をお送りしました!迷いながらの受験生活が一番危険です!
もし少しでも心に迷いがあるのなら、お子さんと相談して家族みんなが同じ方向を向いて、同じ気持ちで進める準備をしてくださいね!
では!