子どもの受験勉強に併走しながらずっと抱えていた悩み
計算の工夫ってどうやって学ぶの?
受験では計算の速さも重要になりますが、それには計算を式の頭から解くのではなくて、解きやすいように瞬時に式を変換して解く必要がありますよね。
簡単に言えば、13+46+54+27みたいな問題を解く場合、順序を入れ替えて13+27+46+54にして、前ふたつで40、後ろ二つで100=140みたいにする工夫ですね。
これは簡単な問題ですが、複雑な式になればなるほど工夫が大事になります。頭から解いてたらとんでもなく時間がかかります。
わが子、公文で計算力はかなりあったはずですが、サピに転塾した時に「遅い」と言われて驚愕しました。
計算の工夫ができてなかったんですね。
ほんとに試験は時間との戦いですから!
で、
この工夫力っていったいどうやって身に着けるんだろう?
そんなふうに思っている受験生パパママの救世主が『計算完成300日』です!
『計算完成300日』とは?
『計算完成300日』とは、平たく言えば計算問題集です(平たすぎ!!)
この問題集がなぜ他の問題集と違ってすごいかというと、
解答に計算の途中式がすべて載っている!
という点!
しかも、全問です!
これ本当に助かります。どこで工夫したらいいのか、どういう工夫をしたらいいのか、工夫するのを見落としてないのか…すべてわかりますから!
子どもが1人でも解答を見て理解できるし、工夫の取り逃しをすることもないし、素敵すぎ!
公式HPからの引用ですが、
解答は「はぎとり式」で、途中式まで完全収録!
解答しか掲載していない計算問題集では力がつきません。なぜなら、不正解の場合、生徒はどこで間違えたかを確認できないからです。本書は、計算の途中式をすべて掲載してあるので、生徒は自分でミスした原因まで確認で、自学自習に最適です。
都麦出版公式ホームページより
こんな問題集、もっと早く知りたかった!
関西で数学を教えている方に教えてもらった問題集ですが、本当に全問途中式が載ってる問題集、初めて見ました!
『計算完成300日』はどう活用する?
1日4問×300日という計算で構成されていますが、わが家がこの問題集を知った時にはすでに、入試まで300日を切っていました。
ただ、計算問題なので、毎日のルーティンに少しずつでも組み込んでいけば終わらなくてもいいかな、という気持ちで取り組みました。
計算問題は面倒だし、難しいものではないので後回しにしがちですが、実は計算力って本当に基礎なので、おろそかにせずに取り組むことが大事です。テストではたいてい大問1が計算問題ですが、ここは落とさないことが必須ですから。
さらに、しょっぱなの計算問題に時間をとられると、その後の問題に相当影響します。ゆっくり考える時間も無くなりますし、なにより気持ちが焦る焦る~(涙)
そのあとの問題で焦ってしまい、解き方がわかっている問題で計算で間違えたら、もう、泣くに泣けません…。
そしてね、大問1を取りこぼしたときの絶望感は半端ないです・・。
『計算完成300日』はどこで買う?
この問題集、存在は知ったものの、塾用の教材で実は一般向けには市販はされていないのです。
なので、持っているお知り合いがいれば譲っていただくか、あるいは某中古サイトで出品されていれば手に入れるか…ということになります。
私はメ〇カ〇で購入しましたが、問題集よりも解答の方が分厚いという気合の入れようでびっくりしました。すべての計算問題集がこんな丁寧に作ってくれてればいいのに‥と思ったものですが、それはそれでコストがすごそうですね。
『計算完成300日』で計算の工夫力をつける
今回は
- 計算の工夫の仕方ってどうやったら身につく?
- 解答に途中式が載っている計算問題集があればいいのに!
と思っている受験生パパママさんに。
あまり知られてないですが、秀逸な問題集『計算完成300日』をご紹介しました。
計算の工夫って、自分で見つけるしかないところがあって、答えのない探し物をしている感じで不安なんですよね。この問題集のおかげで親子共々頭を悩ませることが減って、かなり時短になり助かりました。
計算問題でつまずくことのないように工夫の仕方はしっかり学んでくださいね!大問1の時間短縮はテストの出来を大幅に左右しますから!
夏が終わって、疲れも出てくる頃ですよね。体調管理には気を付けて、ここからの秋を乗り切ってくださいね!