こんにちは。前回から日が空いてしまいましたが、わが家の中受赤裸々公開続けます(笑)
私が悩んだことが、同じように悩んでいる受験生パパママさんたちの役に立てればな、と心底思いつつ書いてます。
受験、本当に迷いの連続と自分のメンタルとの戦いだったので、励ましてくれる人や記事が本当に心の支えになるんですよね。子どものジェットコースター成績と連動する私たち親のメンタル。その支え&励ましになれば、こんなにうれしいことはありません。
と、ちょっと前置きしたうえで、今回はS57男子、わが家の1月校受験についてです。
東京・神奈川の学校の試験は2月が本番。その前にすでに1月に試験が解禁される千葉・埼玉の学校や地方の学校の首都圏入試を、事前の練習代わりに受験するご家庭も増えてきましたよね。(=これを「1月校受験」や「前受け」と呼んでます)
まだ少し具体的に考えるのは早いかもですが、
- 1月校受験って必要?
- 1月校はどんな学校がある?
- 1月校はどんなところを受ければいい?
そんな疑問を抱くパパママさんにわが家の1月校受験の記録です。これをみれば、1月の受験をどうしたらいいか流れがわかるはずなので、特にS57近辺の息子に似たお子さんをお持ちのあなた!読んでみてください。
あ、もちろんうちは女子なんだけど‥というパパママさんでも参考になるように書きましたよ!
S57男子1月受験校はこちら
男子校熱望のわが子でしたが、1月校は完全に偏差値&得点開示があるかどうかで決めました。
日程 | 学校名 | S偏差値 | Y偏差値 | N偏差値 |
1/10 | 佐久長聖(東京受験) | 40 | 49 | 48 |
1/11 | 栄東(埼玉) | 51 | 58 | 59 |
この日程にしたのは、もしこの遠征でコロナにかかったとしても2月1日の本番までには2週間以上開くのでなんとかなるはず!と思ったからです。
本当だったらもう少し2月に近い1月末の試験も組み込みたかったのですが、さすがに濃厚接触者になるだけで試験を受けられない学校もあると聞くと、勇気が出ませんでした。
今まで頑張ってきて受けられないじゃ、泣くに泣けませんよね。
今から考えると、この日程で正解だったと思います。東京都の感染者、このころから一気に増え始めましたよね。今回(前年もそうですが)は、ほんとにコロナに神経を使った受験だったなと思います。
2023年はコロナがどうなっているかまだ分かりませんが、コロナにしろインフルにしろ猛威を振るう時期なのでなぜこの時期に受験本番なのーー??どうにかならない?!と今も切に思います。
ちなみに、11日のお昼くらいにはサピックスから感染者が増加傾向にあるので、授業のオンライン受講をお勧めする、との連絡が来ました。ほんとに神経使いました…。
1月校受験(=前受け)はすべきかどうか
さて、1月校をどうすべきかということですが、私的には一択
ぜひ受験してください
感染症が心配だったり、手ごろな受験校がないという理由で前受けしない選択もあるかもしれません。が、前受けの子が大半の受験校であっても、やっぱり本番の雰囲気は模試とは全然違う!
こっちの緊張感もありますが、なんだろう、アウェイな感じ?今まではサピ模試でちょっと内部な感じでしたが、完全アウェイなんですよね。そこからして違います。
親としても受験の準備の練習(持ち物などかなり気を使います)に。1月の時点で準備していたことを2月にそのままスライドできたので、2月の負担が減りました。
電車の込み具合、待ちの間の過ごし方、結果までのそわそわ感。これ、2月が初めてだったら結構ハードだったと思います。だって、2月の緊張感ってこっちも半端ないですよ、ほんとに。
わが家は試験当日の持ち物をジッパー付きのクリアケースに入れてセットしてあったので、中身(受験票など)を入れ替えるだけで済み、2月はかなり楽でした。
もし2月の本番前にこの用意を失敗なくしなければいけないとなると、かなりのプレッシャーだったのでは、と思います。
それでも、受験票の一部を当日忘れたのはここだけの話(汗)
わが家が用意したクリアケースの中身については、また改めて記事にしますね。工作までしたんですから!(笑)
そういえば、しかも!
前受け当日、電車の遅延も経験しました!焦る焦る。そんな経験もかなり本番に役立ちました。
栄東試験日に電車遅延!電車の中に缶詰めになりました。
2月1日の逗子開成の日も電車が遅延。栄東が遅延になっても対応してくれていたので、逗子開成も大丈夫だろうと、落ち着いて対応できました。
1月校は何校受けるべきか
1月校、わが家は2校受験でした!そこまでの紆余曲折はこうです。
1月校を受験するにあたり、わが家が考えたことは2勝1敗の3校受験。理由はこちら
- 合格の感覚を味わわせたい
- 1敗することで気を引き締めさせたい
で、11月のサピ面談に出陣したのですが、2月校のラインナップはOKが出たものの、こちらの1月校ラインナップはあえなく撃沈。
出していた1月受験校候補はこれでした。
佐久長聖 | 間違いなく受かると思う。問題は特待が取れるかどうか。 |
栄東 | 逗子開成と同じくらいの偏差値。得点開示もあるし受けておきたい。 |
函館ラ・サール | 受験場所が若干近め。偏差値も栄東よりちょっと上なので本番と似た感じになる…?? |
西大和 | チャレンジで受けてみる…?? |
サピ先生は
1月校で不合格は必要ないと思うけどなあー
と一言。
私的には、受かったら本人調子に乗りまくると踏んでいての画策だったのですが、サピ先生はそうではなかったようで。サピ先生も「ぜったいうけるな」とは断言してきませんが、3校はいらないよ、とのこと。
でもだって、2月の勝者(また出た!バイブル!)にも、子どもの性格によって1月校を使い分けろってあったじゃんー!落ちなくていいの?不合格必要ない?
めっちゃ悩む…
結局、先輩ママからも
前受けで不合格はいらないよー!受かるための前受けだよ
とアドバイスをもらい、佐久長聖と栄東の2校に決めました。
今となってはこれでよかったのかも。理由は後ほど記載します。
1月校その他の候補校
先ほど候補に挙がっていた実際には受けなかった学校はこちらですが、
S偏差値 | Y偏差値 | N偏差値 | ||
函館ラ・サール(東京入試) | 1/8 | 54 | 57 | 58 |
西大和(東京入試) | 1/7 | 62 | 67 | 69 |
候補から外した理由としては、函館ラ・サールは得点開示が合格者+不合格者上位100名というのがやっぱり引っかかっていたのと、西大和は「前受けで不合格をもらう必要はない」というサピ先生と先輩ママからのアドバイスからです。
1月校受験は12月頭に塾の模試がすべて終わった後に自分の立ち位置を把握する意味もあるので、もし得点開示がされなければあんまり意味がないんですよね。
実際通う可能性がある学校ならともかく、わが家の場合は通う可能性はほぼゼロだったので、得点開示があるかないかは大きかったです。
1月校どう探すべきか
それぞれのお子さんに合った考え方があると思いますが、まずは
- 日程(三連休あたりor月末辺り)のどこで受けるか決める
- 前受け3校は多い
- 前受け校で不合格はいらない=確実に合格できるところで
その通りだったかな、と思います。まあ、お金もかかることですしね…。
もちろん、入試に確実はありませんが、うちの場合は実際の受験校は持ち偏差値-7と-17だったので、80%は合格できると見越して選んだこと。そして同じような難度のところではなくて、バラかして受験校を探すといいのでは、と思います。
1月受験校の結果
我が子の結果は
佐久長聖︰A特待
栄東 ︰難関大コース
でした。
これがまた絶妙。
あとに受けた栄東が先に発表されたのですが、ひとつ上のコースまであと3点!とても悔しい思いをしました。1日目の試験との平均点調整がなかったことが、更に本人の悔しさに拍車をかけたらしく。(うちは2日目受験でしたが、1日目のほうが平均が高かったのに、コース基準の点数は同じだったんです)
翌日の佐久長聖はA特待(寮費含めすべて無料)だったのでそこで少し安心して、栄東の件はそこまで引きずらずにすみましたが、3点の重みを感じた息子。3点でかなりメンタルに影響してたので、実は不合格1つ入れてたらやばかったのかも!と思ったのはあとからの話。
やっぱり先生や先輩ママの言うように、不合格は必要なかったです。(もちろん、お子さんによると思いますよ!)
思えば、この1月校受験は私にとっても息子にとってもいい経験でした。
1月校受験の思わぬ効果
1月校は
1/10に御茶ノ水の順天堂大学で試験、翌11日に東大宮の栄東で試験と連投だったので、移動時間と体力温存を考えて、思い切って10日は大宮に宿泊することにしました。東京の御茶ノ水での試験後、埼玉の大宮に移動。
大宮近辺のホテルは遠征組が抑えることを見越して、早めに予約しました。
泊まったホテルはこちら。
CANDEO HOTELS(カンデオホテルズ)大宮駅からも近くてとてもキレでとても便利なホテルでした。朝食もついていて、朝から栄養ばっちりで試験に臨めるのもありがたかった!
なによりお風呂がとってもきれいで、息子はとても癒されリフレッシュになったそう。またあそこに泊まりたいなーと、今でも時々言ってます。
1月頭から学校をお休みしてずっと家にいて、コロナで外にも出かけられていなかったので、これはとてもいい機会になったなと思ってます。もちろん試験は試験ですが、息子にとってはいい息抜きになったみたいです。
その意味でもチャレンジな学校を受けなくてよかった・・。甘ったれ息子なんで、1日母息子で過ごせたのも精神的には良かったようですよ(言わないけどね)。やっぱり子供なりに精一杯受験に向かってるんだな、と思わされた遠征でした。
1月校受験はお勧めします
さて、話はそれましたが、今回は1月校受験はすべきかどうか、どうやって学校を選べばよいかについてわが家の学校選びを例に出してまとめてみました。
1月校受験って必要?
1月校はどんな学校がある?
1月校はどんなところを受ければいい?
というお悩み&疑問に対して、まとめてきましたが、1月校受験は親のためにもお子さんのためにも是非お勧めするということと、学校選びには不合格はいらなかったな、というわが家の体験談です。
すべてのお子さんに当てはまるわけではないとは思いますが、経験の1つとして残してみました。
夏が終わりましたね。ここからがまた更にハードになります。親のメンタルもお子さんの体力も本当に限界まで来ますが、なるべく息抜きをし、できるところで愚痴を吐き出し、乗り切ってくださいね!
後悔のない受験生活を送れるように、応援しています!