中学受験、何度子どもと喧嘩したかわかりません。「塾やめなよ」と何度もバトル!「もう受験辞めたら?撤退したらいいじゃん!」叫んだことも数知れず。
- こんなけんかしてるの、うちだけ?
- みんな自走できてるんじゃ?
- 頑張りきれないしやめたらいいんじゃない?
そんな毎日を送ってるあなたに!
こんなうちでもなんとかなりました!のリアル受験生活、お話します!
こんなんでいいのかな??と自己嫌悪に陥ってませんか?読んだらちょっとは安心できるかも!
親子喧嘩になる親のループする気持ち
塾やめたら?やる気ないなら受験しなくていいし!
ホントに何度も言いました。
ほんと毎日悶々としてた気がします。
自分は一生懸命なのに、子どもにはそれほどの熱意がない(ように見える)
私も幼いので(汗)何度も何度も怒り狂いましたが、私の場合は結局はそれ一択だったように思います。
- 受験したいって言ったよね←受験ちらつかせたのは私
- 塾楽しいって言ったよね←そりゃ、先生はプロ
- 〇〇中学行きたいんだよね←結局どこだって魅力的
わかってはいても、やっぱり「子どもが望んだ受験、どうして頑張れないの?!」とイライラ。
子供が取ってくる点数に一喜一憂しちゃうし、机においてあるテキストに空欄があれば、「え?さぼり?」と焦る。
なんかもう、自分ばっかりいやになるんですよね。本当は、子どもなりに遊び時間を削って頑張ってるのはわかっているはずなのに。
自己嫌悪、でも、ちゃんとやってほしい、という期待は止められない。
もうほんとに苦しいんです。人間力とか、親力とかすごく試されてる感じ。
自分がだめ親のように思えてきますよね
親子喧嘩定番?!あるある事例
①テストの点数が悪いのでテキスト見返したら空欄多数!やったって言ったよね?!と問い詰めるも、モゴモゴ。。。
我が家では『やったやった詐欺』と命名
②私不在時。出かける前に、今日これをやっといたほうがいいね、と確認。途中経過をご丁寧にでラインで報告してくるも、家に帰って確認すると、すべて嘘!
小細工入りの『やったやった詐欺!』(←そんなことに頭使うな)
③塾直前、「休もうかなー」と言い出すので、どうしてかを問い詰めるとどうやら授業内テスト範囲の勉強を『やったやった詐欺』!
はぁ?!
とゲキ切れ!怒り狂いすぎて家出る時間が遅れ、遅刻じゃん!と更に怒りがヒートアップ!
④とにかく字が汚い、小さい、薄い、空白の使い方が雑すぎ→空白は左から使え!そのくらいできるよね?→何度言っても直さない!
直す気ないっすよね?
⑤結局。。総論
子ども「ちゃんとやってんじゃん!」(反抗)→
「は?どこが?」(売り言葉に買い言葉)
親子喧嘩をヒートアップさせる期待と裏切りの繰り返し
けんかのたびに、
「で、続けるのやめるの?親に言われてやってたって自分で自覚してやらないとだめなんだよ!」と諭し、「わかった。やめない」と和解。
ようやくしっかり自分事でやってくれるんだな、と安心したのもつかぬま。
その反省も1ヶ月も持たないのが常。うちの子、大丈夫か?!この間怒られたこと、覚えてないの?!と別の意味で心配になったり。
普段口出ししない旦那ですら、同じことの繰り返しに「もう、茶番はいいから」とか言い出す始末。今度こそはもうできるよね、と期待しては、また裏切られ…の繰り返し。
もうほとほと疲れました
でも、もうやめなよ、と言いながら心の中ではやめるつもりないよね?というのが本音。
親子喧嘩「うちもそうだよー」と言われても
お友達に事の顛末を話しても「うちもそうだよー!大丈夫だって!」と言われるも、そこにはやっぱりお決まりの謙遜があるわけで(笑)
そう言ってほしいものの、そういわれても信じきれなかったり。(ただのわがまま⁈)
もうあまりにも不安すぎて「結果だけ先にわかっててほしい。そうすれば心穏やかに勉強の後押しができるのに!結果は子供には内緒にしてさ!」と、ありえもしないことを考えてみたり。
うちだけができてない!うちだけがやばい!そしてうちだけ全落ちするかも!のイメージだけがむくむくと成長して仕方なかったです。
けんかが終わるのは…
結局このバトルが終息したのは、もうここまできたらほんとうに撤退できないと思えたころ。
「撤退したら?!」はありえなくなり、ここまで来たら!という思いで、私自身も不安ばかりの気持ちから、もうやるしかないね、に変わってきたとき。
遅いわ、という突っ込みもありそうですが。近くで見ていたからか、どうしても冷静になれない受験生活だったので、何度となく子供とやりあってきました。
こう書いていると、私が冷静になれなかった分、子どものペースを乱している部分がかなりあるような気がしてお恥ずかしいですが、
- 怒ってブチ切れ、もう塾やめな、むしろ受験やめて、と極論に走る
- もう塾行かなくていい!とテキスト袋詰めして、玄関にポイ
こんなけんかをしても、それでも子どもって頑張ってついてくるんですよね。今から思えばそれもひっくるめて子どもによくやりきったね…とねぎらいの気持ちが湧くんですが。渦中ではなかなか。
できないことばっかりに目が行ってしまって、つい口出ししてしまうんですよね。しかもちょっと嫌味な言い方で。
親側の気持ち
やっぱり自分の子ですから、できるだけ選択肢を与えてあげたいし、できるなら望んでいるところに合格してほしい。
まだ合格すらしてないのに、合格したことを考えると涙が出ちゃったり。(合格体験記を読むとわが子もこうなるのかなって泣けてきちゃう、あれです・笑)
私たちもそんなギリギリのところで、受験で頭いっぱいになって頑張ってるんですよね。なかなか表に出せないからつらいけど。
結局、何が言いたいかというと、怒ったり、不安になったり、失望したり、期待したり、こんなにやらない子はうちだけじゃないかと思ったり、そんな思いで頭がいっぱいになっちゃいますが、それ、あなただけではないですよ、ってこと。
ぶつかったその先は
他のお子さんのできる話や、すごく冷静に取り組まれているご家庭の姿ばかりが目に入りますが、少なくてもわが家は、こうやってブチ切れながら走り抜けてきました。そして、それでも何とかなりました。
ちなみに仲良くしている先輩ママも同じこと言ってました。(⇒そして今も、勉強しないーー!とお互い言ってますが)
私もうちだけがこんなけんかしてるんじゃない?と思っていたので、実際のわが家のけんか、子どもの様子を読んで、少しでも自分だけじゃないんだって勇気づけられるパパママさんがいたらいいな、と思います(笑)
そうやって、ぶつかった先にはきっと、いいことが待っていると信じて!
今後はこんな風にぶつかりながらもどうやって子どもと伴走してきたのかも、記事にしようかなと思ってます。
さて、今週末は文化祭の学校が多いですね。台風で雨の文化祭になりそうですが。少しでも雨脚が弱いことを祈っています。