こんにちは。まひろです。
いよいよ夏休みが目前に迫ってきましたね。夏休みが近い!ということに気づいたので(今更?!)夏休みの学習計画について、お話ししようと思います。
- 中学受験生、夏休みは大事ってわかってるけどどんなスケジュール?
- 受験生の夏の学習計画を立てるための具体的な手順やアイデアはないかな?
- 夏休み中のモチベーションの維持方法や時間管理のヒントが知りたい
そんな不安を抱いているパパママさんへ!夏休みの取り組みは秋以降に響きます。ぜひしっかり計画を立ててくださいね。
中学受験6年生夏休みは学習計画が大事!
6年生の皆さんは、もうほぼ全範囲の学習が終わっているかと思うので、最後の仕上げに向けて、ギアを1段上げないといけない時期に来ましたね。
「夏休み、学校ない分時間はあるし、やることは多そうだけど、何とか回るでしょ」なんて思ったりしてませんか?
それ、危険です。
- 時間があるがゆえに後回しにしがち
- 時間があるがゆえの気のゆるみ
- 講習が毎日続くので、復習にいっぱいいっぱい
- 6年生は有名中の波が押し寄せてくる
追われているうちに、あっという間に夏休みが終わってしまいます。
夏休みは既習内容を定着させ、弱い単元の穴を埋める大チャンスです。しっかりと計画を立てて、1つずつこなしていきましょう。
中学受験6年生夏休みの学習計画の立て方
では、どうやって計画を立てたらいいの?という話になりますよね。
とにかく、やらなくてはいけないこと、やりたいことを一度すべて書き出してみることをお勧めします。
(あ、実際に紙と鉛筆でなくてもOKです。エクセルとかでもOK)
そして、講習の予定、家の予定ともつけ合わせて、どこで時間を捻出できるかをしっかり確認し、そこにやることを落とし込んでいきます。
例えば、
毎日やること
基礎トレ、漢字、コアプラス〇〇ページ、、、など
塾のない日にやること
有名中国語1校分、有名中理科1校分、テキストNO○○の復習、、、、など
6年生の場合は、先生からどの科目のどの有名中をやるか、というのを渡されているかと思うので、それに従ってきっちり夏休みが終わるまでの(夏期志望校錬成特訓前までをめどに)計画を最初に立てることをお勧めします。
それから、大事なのは弱点分野の把握。しっかりお子さんの成績をみて、弱い部分を把握しておきましょう。これを夏休みにつぶしておくかおかないかでだいぶ差が出ます。
これは、わが家がエクセルで立てた計画表。これしか画像が残ってなかったので、見づらいですが…。
エクセルでのスケジュール表作成手順(夏休み全体)
- やるべきことを書き出し、リストにしておく
・授業の復習(科目ごと)・漢字テスト対策・有名中(科目ごと)・漢字の要・基礎トレ・・・など - 1番上段に夏休みの始まりから終わりまでの日付を左側から右側に向かって入れる
- 1番左側に①で出したリストを打ち込んでいく(一番上から4段は塾の授業日程を入れる)
- 夏期講習の日程を科目ごとに●で入れていく
- 夏期講習のある日は授業の復習、ない日は有名中、などと配分を見ながらやる日に●を入れていく
- 毎日やるものは問答無用で●
- テキストの復習をする場合はそのNOを入れていく
このような感じで、いつ、何に取り掛かればいいのかが一目見てわかるように作りました!
漠然と「やらなきゃ」と思っていても、スケジュールに追われているとわからなくなってきてしまうので、早めに見てわかるようにしておくことをお勧めします。
日々の学習計画には伊沢君の勉強計画ノートを!
エクセルで全体計画を立てた後は、細分化して日々の計画に落とし込んでいきました。
その時にとても役に立ったのが、東大王伊沢君のQuizKnockが作成した勉強計画ノート。
これ、本当に使いやすくて、これがあったからこそ夏乗り切れたのではと思わされたほどでした。5年の夏から使っていますが、
- 細かすぎない
- 見開きで1週間になっているのが見やすい!
- 1日の枠も適度な大きさ。
- 優先順位を書く欄があるので、やることをとりあえす書き出してから、優先順位決められる。
- やり残しがあった場合にはその項目にさっと丸つけて次の日に矢印で送る、みたいな感じにすると、視覚的にすごくわかりやすい!
もちろん、夏以外でも使えるので、今からでも使い慣れておくといいですね。
子供いわく、
「やることが目に見えるから、やりきったときの達成感がいい!」
だそうで、伊沢くんが好きなお子さんも多いでしょうから、これはかなりおすすめできるノートです。
細かすぎないので、時間単位で細かく決めてしまうと、もし計画通りに行かなかったときに凹んだり、ペースが乱れたりしがちな小学生にとてもいいと思います。
我が家も細かく決めすぎるとダメなタイプだったので、本当に助けられました。
ちなみに、伊沢君つながりで、こちらもよかったです。
中学受験6年生の夏休みは親も疲弊する
夏休みは長いし、子供たちが基本ずっと家にいるので、親も疲弊しますよね。
受験生本人だけでなく、ご兄弟もいらっしゃるわけですし、夏休みの宿題を見てあげないといけない場合もあると思います。
そんな中、塾への送り迎えや、教材管理、弱点把握、復習、次回授業のテスト対策をさせ…考えただけでも疲れます。
やっぱり夏休みは早いうちに計画表を作り、それに従ってお子さん自身が自分が何をやればいいのかを分かる状態にしておくのがベストです。
もちろん、その日その日で復習の量など変動はあるかと思いますので、やりきれなかったときのことを考えて、数日に1日の割合で予備日を作っておくのをお勧めします。
そこで調節可能にしておくと、少し余裕が持てますよ。
中学受験6年生、有意義な夏休みを過ごすには
お子さんの成績、伸びてほしくないパパさんママさんなんて、いませんよね?
夏休みをしっかり過ごせると、その後の伸びが全く違います。(周りの子たち見てると実感します)
とにかく、既習事項をしっかり定着させるのが夏休みの大きな課題なので、それを意識した過ごし方をするのが良い夏休みを過ごす秘訣です。
- やるべきことを明確にし、計画を立てる。
- 毎回ある小テスト(漢字など)もしっかりとる。→間違えたところはしっかり復習
- もちろん、早寝早起き!
やることを明確にし、その日の課題を終えればあとは自由!でいいと思います。そうすればお子さんのモチベーションも上がりますよね!早く終わらせたくて、ものすごい集中力で取り組んでくれる可能性も大ありです。
そして遊んでいたとしても、やることをしっかり終えていれば、私達親側の漠然とした不安もなくなります。
だって、もう明確に夏終わりまでの計画がしっかり立っているんですから。
それから、早寝早起き!これはサピの先生のお言葉で、早寝早起きできた子は秋以降に伸びる!だそうです!
中学受験6年生夏休みのこわい失敗例
夏休みに失敗する例としては
- 課題に追われてそれだけで終わる
- 時間があると思いゲームをしてしまう
- 他の兄弟に引っ張られて遊ぶ
- 具体的に何をすればいいのかわからない
- 最初の意気込みだけであと失速
こんな例をよく聞きました。
とにかく、夏休みは学校がない分だらけがちだし気も緩みますよね。
お友達からのお誘いもあるかもしれません。
お子さんがしっかり受験を自分ごととしてとらえ、向き合えることが大切ですね。
中学受験6年生夏休み、失敗しないためには
やるべきことの洗い出し、できる時間をしっかり見極めて、計画を立てることに尽きます。
もちろん、お子さんだけでは難しいです。大人びてるお子さんももちろんいらっしゃいますが、まだまだ小学生。パパさんママさんがお子さんと一緒に、しっかり計画を立ててあげてくださいね。
お子さんと一緒にやることで、お子さん自身も受験を自分ごとに感じるようになってくれるはずです!
みなさんの夏休みが、有意義なものになりますように!
この記事がお役に立てれば嬉しいです。