23日は、学校別サピックスオープンですね。該当校のオープンを受けられる方は、最後の学校別になるので、判定がどう出るかドキドキだと思います。
特に、
・合判で下がり続けているんだけど
・なかなか過去問の点数に結びつかない
そんな状況にあるお子さんは、ほんときついですよね。
わが家は、栄光学園のサピックスオープンを受験しましたので、下がり続けた恐ろしい合判(SO)と、この学校別サピックスオープンについて、SOが下がっていても、学校別はそこまでではなかった、ということをお話ししますね。
第3回までの合判とこの頃の成績
何度も書いていますが、我が子は9月の第1回サピックスオープンの成績が一番よくて、そのあとはずっと右肩下がりでした。
もう怖いったらない…
励まされたのは、先輩ママ友やトウコベ先生の言葉。
Bタイプの対策してると、Aタイプの成績は下がる
※Bタイプはざっくりいうと記述が多めのタイプの試験です
もちろん、できる子はできると思います。が、実際下がり続ける成績を前にして、この言葉がどんなに支えになったことか。とにかく合判の成績は華麗にスルーを心がけました(できないけどね、泣いたけどね)
実際周りがAタイプ(一般的なタイプのテスト)で猛烈に勉強してくる中で、AタイプとBタイプ(記述重視タイプのテスト)の対策を両輪で回さなきゃいけなかったのは、ちょっときつかったのかな、と思ってます。
実は、長年塾を経営してきた父は、Bタイプの栄光の問題を見て、「対策がしんどいぞ」と何度も言っていました。やめた方がいいんじゃないか、と。その時は、あまり感じませんでしたが、終わってみると確かにしんどかったんだなあというのを実感します。
ただ、息子が4年生の時から熱望していた栄光を外すことは考えられませんでした。
学校別サピックスオープン(栄光)の成績
先日、学校別サピックスオープンの成績についての記事を書きました。
第1回の学校別サピックスオープンは9月20日。4科偏差値は54.5でした。第2回は11月23日で、同じく4科偏差値は52でマイナス2.5でした。
その間、第1回合判は62⇒第3回合判は56で、マイナス6。これを見ると、やっぱり志望校対策に振ってる分合判が取れなくなっているというのはちょっとわかる気がします。
そして、さらに成績を見て一番支えになった&怖かったのが社会の成績。
わかりますか?
1回目は偏差値65近く、2回目は42です。その差23!
ここまでくるとむしろ笑えました。
栄光の社会は1つのテーマに沿って聞いてくることが多いので、そこを外すとかなりの痛手。穴を作らず、まんべんなく知識を付けておくことが求められます。それを実感しました。
そして、この時の社会、多分実際の授業を含めてもかなり点数が取れなかった方だと思いますが、これ以上悪いのはきっとない!と思えたことで、これが普段通り取れれば、合格圏内に入っているだろうな、と思えたのが安心材料になりました。
模試の結果で一喜一憂するなとは言いますが、そんなの無理ですよね(もう割り切った)。目をそらしたくなることもありますが、そこから何かできることはないかを考えないとな、と泣きたい気持ちで思ったことを思い出しました。
学校別サピックスオープンの活用法
学校別サピックスオープンは、かなり丁寧に復習した覚えがあります。本番と似た出題なので、考え方や解法等得るものが大きいですよね。
ただ、算数に関してはわが家は本当本当に苦手だったのもあり、正答率の低い問題は省きました。他に時間を回した方がよさそうとの判断です。
これは本当にお子さんのタイプ、得意不得意分野の違いもあるでしょうから、一概にどういった取り組みがいいとは言えないことですが、過去問の進捗状況、優先順位なども併せて、考えていけばいいかなと思います。
正答率が25%以下の問題は解き方の解説を見て終えました。
追加で模試を受けるか否か
学校別オープンが終わると、サピックスに関しては残りの模試はあと2回になります。第4回の最後の合判と、12月のマンスリーです。これで、メンタルジェットコースターな模試は本当に最後です。
ただ、わが家のようにSOの成績が芳しくなかったご家庭は、まだ申し込み可能な他塾の模試を受験されるパターンもあったようですね。
実は、わが家も他塾の模試の受験を考えました。ただ、4年途中で日能研から転塾後はサピの模試しか受けたことがなかったわが子が、今更他塾の模試を受けて、挽回してくるとは思えない…という判断で、サピックスの模試で最後にすることにしました。
かつて一度、自宅で首都模試の過去問を解いてみたことがあるんですが、ものの見事に最後のページを解かずに「終わったー!」と言ってきました(笑えない・・)。形式が変わると不注意さが出ることはわかっていたので、それもあっての他塾模試回避でした。
元々、自信が持てないタイプのわが子。余計なことはしないことにしました。ただ、やってやるぞと燃えるお子さんなら、追加受験もありかもしれないですね。
お子さんのタイプを見極めながら、モチベを高める方法をうまく選んであげてください!
まとめ
9月からの怒涛のオープンも、もう終わりに近づいてきましたね。2月校の入試本番までもあと2か月ほど。
1月校の出願も来月にははじまりますね。前受け校は決められましたか?
まだまだ揺れる気持ちはあると思いますが、出願したら腹が決まります。コロナも第8波と言われて胃が痛くなりますが、何とか大きく拡大せずに受験期を迎えられることを祈りましょう。体調管理にはくれぐれもお気を付けくださいね。
それでは、また更新しますね。