10月の時点で過去問ってどのくらい取れればいいの?
どのくらい取れれば受かる?
不安いっぱいのパパママさんに向けて、わが家の10月時点の過去問得点状況を教科別にまとめています。
今回の社会で最後ですね。
まずお伝えしておきますが、9月から始まった過去問対策、まだ2か月も経っていないので、解けなくて当然という気持ちでいることが大事です!
わかります、焦りますけど、今から思うとまだ焦る時期ではなかったかなと。親の焦りはお子さんに伝わります。今一番ハードで頑張っている時期。
ぐっとこらえて見守りに徹しましょ(という私ができてなかったので、自戒の意味も込めてます…)
10月:過去問スケジュールと得点率(社会)
10月の社会の過去問のスケジュールと得点率です。
日付 | 学校名 | 得点率 |
10/9 | 栄光学園2017 | 44% |
10/16 | 栄光学園2016 | 74% |
10/21 | 逗子開成2020年 | 76% |
10/28 | 栄光学園2015 | 50% |
2016年の栄光が思いのほか取れていますが、栄光の社会はひとつのテーマで出題されるので、たまたまこの時は得意なテーマだったのだと思います。
栄光・浅野・逗子開成の特徴とわが家の対策
栄光
栄光の社会はひとつの大きなテーマで試験問題が作られているので、とにかく不得意分野を作らないようにまんべんなく勉強することを心がけました。
例えば、・筆記具の歴史・農具の変遷…のように、通常想像する社会のテストの出題形式とは違っているので、自分の知識が手薄なところから出題されると痛い目にあう…とトウコベの栄光出身の先生が教えてくださいました。
国語でもそうでしたが、記述が多い(後半はほとんど記述で文字数無し)ので、自分の考えをまとめる練習をしておく必要がありました。
栄光の場合は漢字指定がないので漢字でなくても正解になります。
(あまりにもひらがなを使うのでサピの先生に聞いたところ、ひらがなでも正解になるそうです)
浅野
前半は選択問題が占めますが、後半には必ず1~2題(直近は1題)記述問題が出ます(80~120字)。時間が無くなって、焦って尻切れトンボにならないように、できるのであれば、記述問題は最初に解くようにしていました。
ただ、前の問題との関係で、最初に記述だけ解くことができない場合は臨機応変に。その練習も過去問でしていく必要がありますね。
選択問題が多いから気を抜きがちだけど、しっかりした知識と資料の読み取りが必要でした。
文字数カウントにはこちらを使ってました!付箋タイプなので答案用紙に貼りつけてやり直しができたので、お勧めです!
国語の記述対策にもかなり重宝しました!
特に付箋機能が便利すぎました!
逗子開成
問題としては最初に長めの文章が出てきて、その中で分野関係なく問われます。問題量もかなり多いので、スピードは必須。記述は最後に2、3題でます。適語補充もあるので、漢字でしっかりかけることが必要です。
塾の先生からは、浅野の問題をしっかりできるようになっていれば、逗子開成も解けます!と言われていました。
漢字はおろそかにすると痛い目に
第一志望の栄光が、漢字でなくても正解だったせいで(笑)わが子、漢字をかなりおろそかにしました。直前になっても漢字が書けない!
これは本当に焦りました
そしてなんと、2月初日の逗子開成の帰りの電車で、
3問漢字書けなかった
と衝撃の告白!
過去問で合格最低点を40点ほど上回って取れていたので、何とかなるだろうと思っていましたが、それを聞いたときは、一瞬フリーズしました。(1問4点だったとしても12点…何とか大丈夫か、と自分を納得させました)
とにかく、社会の漢字に関しては、早めからしっかり定着させておくことをお勧めします。心臓に悪いです…。
お薦め書籍
サピの教材になりますが、
コアプラスを中心に、白地図トレーニング帳、年表トレーニング帳を必要な時に使っていました。
あと個人的には『日本のすがた2022』!最新のデータがまとまって掲載されています!社会のデータは毎年変動があるので最新のものを載せた教材を探すのに苦労しますが、こちらは毎年発行され、最新の数字が載ってます。
手に取りやすく軽いので、調べものに重宝しました。私がランキングをまとめて暗記ノートを作るのにも大活躍。かなり読みやすくまとまっているので、子どもも調べものがあるとこちらを使っていました。
大人が読んでも、「へーそうなのか」という発見があって、1冊持っているとかなり役立つと思います。
社会は横断問題をしっかりと
塾の先生のお話ですが、地理・歴史・公民それぞれの単元で問題は解けても、横断式に問題が絡んでくると解けなくなってくるお子さんが多いとのことでした。
とにかく、
・実践問題を数多く解いて問題形式に慣れること
・それぞれの知識をしっかり地図上で確認しながら結び付けられるようにすること
こういったことをアドバイスされました。
10月の過去問はまだ発展途上
これまで、教科別に過去問のスケジュールと実際の得点率を記事にまとめてきましたが、まだまだ10月は発展途上で、なかなか得点に結びつかない時期です。
どの塾であっても本当にハードな時期です。1度解いた問題はその場で定着させていたかないと、2度と振り返る時間はない、そのくらい時間がありません。
なかなか上がらない過去問の得点、マンスリーの成績に一喜一憂しますが、ぐっとこらえて、『2月の勝者』(また出た!バイブル!)ではないですが、俳優になってお子さんを励ましてあげてください!
自分の感情は、お子さんがいない間、もしくは夜中にこっそり整理してくださいね(笑)
次回は、わが家のサピ生活キャリアロー(最低成績)をたたき出した、蒼白の10月マンスリーについて記事にします!