こんにちは、まひろです。
そろそろ第1回志望校判定サピックスオープンの結果速報が出る頃でしょうか?毎回速報の時間になるたびに、自分の試験さながらに緊張して結果ボタンを押していたことを思い出します。ほんと、毎回胃が痛かった‥。
フライングして何度も更新ボタンを押したりなんてのもあるあるでした。(たぶん、皆さんそうでしょ??え?ちがう?)
さて、今回はこの第1回志望校判定サピックスオープンについて、
・入試のAタイプやBタイプって?
・成績(タイプ)によって今の志望校は変更すべき?
・志望校判定ってあてになるの?
・成績表ってどこを見るべき?
そんなことについてまとめてみたいと思います。
第1回志望校判定サピックスオープンの結果
ずばり!成績はこんな感じでした。
教科 | Aタイプ偏差値 | Bタイプ偏差値 | 総合偏差値 |
算数 | 51.3 | 55.4 | 53.5 |
国語 | 53.5 | 53.5 | 54.1 |
理科 | 60.5 | 62.3 | 62.5 |
社会 | 58.9 | 43.6 | 52.8 |
合計 | 56.4 | 55.5 | 56.3 |
Aタイプ、Bタイプって?という疑問があるかと思いますが、ざっくりいうとAタイプ=知識系、Bタイプ=思考系です。Bタイプだと記述が多いイメージですね。私の感覚ですが、算数だと解き方、社会だと説明や考えを求められるタイプです。
これを見ると社会のBタイプがええ??って感じですが、それ以外はほとんど差がないですね。国語に至ってはAもBも同じ。しかもあまりふるってないですね。今回。
ただ、このAタイプ、Bタイプ別の成績もずっとこうだったわけではなくて、傾向にしろ偏差値にしろその時によってだいぶ違ったりするので、
わ、うちの子社会のBタイプめっちゃダメじゃん
みたいに悲観することは決してありません。まだまだこれからですから。志望校特訓も始まっていない段階で、まだ分かりません。
そして、この模試は外部の塾生も受験できるので、マンスリーと単純比較できるかといえば若干母体にずれがありますね。
参考までに我が家が受けた年は、直前に合った4月マンスリーの受験人数が6628人に対して、こちらは7299人。約670人ほど多いわけですが、外部から受けに来たり、塾内でも受けなかったり…という変動があるので、これはこれでそこまで偏差値変動を気にしすぎてもな‥という気もします。
実際、長丁場テストの経験と、AタイプBタイプのなんとなくの傾向を測るテストだと言われた覚えがあります。
実際入試問題って、学校によって本当に傾向が違うので、すべてきれいにAタイプBタイプという話でもないのかな、と。今振り返ってみると、そんな感じです。もちろん、はっきりしているところははっきりしてるんですけどね。
サピックスオープン自分の志望校の問題タイプって?
志望校の入試傾向を把握しておきましょう
ここで気になるのが、自分の志望校の試験問題タイプですね。ざっくりですが、男子難関校でいうと
Aタイプ校:開成、聖光
Bタイプ校:麻布、栄光、武蔵
と言われてますね。解答用紙を見てもよくわかるかも。Bタイプ校は記述のため回答欄が大きいところばかりです。つまり、Bタイプは結構問題にクセがあって、その学校別にしっかりと対策をとっておかないと厳しい印象があります。
塾経営を30年以上していた父が、「BタイプはAタイプの知識があってこそ解ける問題。なので対策は、A問題が解けてプラスアルファが必要になる」とのこと。
やってみて私もそう思いました。
大雑把にいってしまえば、Bタイプは番狂わせが起きやすい、結果が読みづらいタイプ。サピックスだとマイページの入試結果に合格者と不合格者の偏差値分布が載りますが、パーセンテージが比較的きれいにそろっているタイプはAタイプですね。
Bタイプはあら!この偏差値で合格者がいる!みたいなことがあります。
なので、がっつりBタイプの学校を志望されている場合は、記述問題に対しての練習や思考問題への抵抗感をなくしておくことが必要かもしれません。もともと算数でひねった問題を考えることが大好きなお子さんは、Bタイプ向きかな、と思います。
とはいえ、その学校の問題を楽しんで解けるかどうかが、キモですね!
サピックスオープンの結果により志望校は変更すべき?
志望校変更はしなくてよいと思います
先ほども書きましたが、まだ志望校特訓も始まっていない段階です。ここで合格可能性が低く出たとしてもそれほど気にしなくてもいいと思います。本当に9月から本格的に志望校特訓が始まると、答案が見違えるように埋まるようになるので。
ちなみに、我が家の志望校判定はこんな感じでした。
第一志望 | 栄光学園中学校 | 30% |
第二志望 | 浅野中学校 | 40% |
第三志望 | 逗子開成中学校 1次 | 80% |
第四志望 | 鎌倉学園中学校 3次 | 80% |
10校まで書けるのに、
受験しない学校は書かなくていいから
と息子に言われ本当にその通りにしてしまった…(笑)
うちの場合は第一志望30パーセントでしたが、特に変更する考えはありませんでした。特にBタイプの学校は対策が始まってからが大事。本人が熱望している志望校を変えることのほうが、よっぽどダメージが大きいかと思うので、今は熱望校に向かって精一杯下地固めをする時期だと思います。
模試は結果よりも、どこができていないのかを把握することが一番大事なことです。
苦手をとにかくつぶすことを最優先に!
サピックスオープン結果の見方まとめ
今回は、そろそろ結果が出るであろう第1回志望校判定サピックスオープンについて、我が家の結果とそれを受けての考え方についてまとめてみました。
・入試のAタイプやBタイプって?
・成績(タイプ)によって今の志望校は変更すべき?
・志望校判定ってあてになるの?
・成績表ってどこを見るべき?
志望校判定については、80パーセントだったのに落ちた…という結果報告も見るように、本当にわからないものです。ただ、感覚的には80パーセントを超えていれば気持ち的には少し安心できるかな、という…その程度でした。
まだまだ分からないので、判定に左右させられずに苦手分野、穴を埋めていくことに注力してくださいね。
そのことが、夏以降に時間が無くなってきたときに、大いに力を発揮してくると思います。
それでは、次は、恐怖におののいた次回のマンスリーについて…更新しますね!